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世界各地で猛暑 シベリアなどでは山火事多発
2018年7月24日 5時02分

猛暑が続いているのは、日本だけではありません。韓国でも記録的な暑さでソウルの最低気温が観測史上、最も高くなったのをはじめ、ロシアの東シベリアや北欧でも山火事が多発するなど、この夏は世界各地で猛暑となっています。

このうち、韓国では、23日、日中の最高気温が南東部のキョンサン(慶尚)北道で39度9分、首都ソウルでも35度7分を観測しました。そして、最低気温でも、きのうのソウルは29度2分と、観測史上、最も高くなりました。

一方、冬になると気温が氷点下40度以下まで下がり、世界有数の極寒の地として知られるロシア、東シベリアのサハ共和国では、この夏、気温が30度を超える日が続いていて、暑さと空気の乾燥によって広い範囲で森林火災が発生しています。

ロシア非常事態省によりますと、サハ共和国では、これまでにおよそ133万ヘクタールの森林が焼失していて、これは長野県の面積にほぼ相当します。
さらに、北極圏に位置するロシアのムルマンスク州でも大規模な森林火災が発生していて、懸命の消火活動が続けられています。

北欧のスウェーデンでも、やはり暑さの影響で山火事が発生していて、スウェーデンだけでは消火が追いつかないため、フランスやドイツなどの国々も消火活動を支援しているということです。