◆アカカミアリ1匹、清水港で発見 静岡県内8例目

静岡県は23日、清水港袖師埠頭(ふとう)で、毒を持つ特定外来生物のアカカミアリ1匹を発見したと発表した。
同種のアリが見つかったのは県内8例目で、今年に入り2例目。
被害や定着は確認されていない。

県によると、今月10〜18日に設置した外来種侵入監視の捕獲わなを調べていたところ、23日に外来種と疑われるアリ1匹の死骸を見つけ、ふじのくに地球環境史ミュージアムの岸本年郎教授(昆虫分類学)がアカカミアリと特定した。
発見された個体数が少なく、周囲に巣が作られた形跡もないことなどから、県は定着の可能性は低いとみている。
現場周辺に引き続き捕獲わなを仕掛け、早期発見・駆除の水際対策を徹底する方針。

写真:清水港で発見されたアカカミアリ(静岡県提供)
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静岡新聞 2018/7/24 07:57
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