LGBT旅行者を取り込め!=東北6県でモデル事業−復興庁


復興庁は、東北6県に訪日外国人旅行者を誘致する一環で、
性的少数者(LGBT)の取り込みに本腰を入れる。
観光地としての評価が確立されれば、コミュニティー内で口コミで情報が広がりやすい点に着目した。
宿泊事業者向けに受け入れ環境づくりに関するセミナーやモニターツアーなどを行う。

昨年の全国の外国人宿泊者数(速報値)は7180万5000人泊で、
東日本大震災前の2010年と比べると約3倍。一方、東北6県では約2倍にとどまる。
復興庁は訪日客を増やすモデル事業を16年度から展開しており、
18年度はテーマ別に10件を選定した。
 
同庁はこのうち1件をLGBT向けに設定。
旅行先で気兼ねなく過ごせるよう「ネガティブに受け入れない」、
他の旅行商品と異なる土地の魅力を提供する「ポジティブに市場に刺さる」をポイントに、
東北6県で展開してもらう。
(2018/07/25-11:00)

時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072500423