◆外国籍児童の宿題手助け 浜松・中区で市民団体会員ら

浜松市中区の市佐鳴台協働センターで24日、市立佐鳴台小の外国籍児童を対象にした学習支援事業が始まった。
27日までの4日間と、8月29、30の両日の計6日間、夏季休暇の宿題を手伝う。

同センターなどによると、同校児童の13%にあたる約70人が外国籍で市内でも比較的多い学区。
日本語が苦手だったり学校の授業に付いていくのが困難だったりする児童をサポートし、多文化共生を推進しようと初めて開催した。
講師は市民団体「KSC子どもサポーターズクラブ」(渡辺とし江会長)の会員が務める。

初日は1〜6年の13人が参加。国語や算数のドリル帳などを持ち込み、会員のほか、ボランティアで訪れた市立佐鳴台中の生徒から漢字や分数、筆算などを1対1で教わった。
学習の合間にはラジオ体操も行い、体をリフレッシュさせた。
渡辺会長は「宿題を仕上げて達成感を味わい、自信を付けてほしい」と期待した。

静岡新聞 2018/7/25 08:03
http://www.at-s.com/sp/news/article/local/west/519417.html