長崎県大村市で6月、バスケットボール全九州高校大会の試合中に審判員を殴ってけがをさせたとして、県警大村署は25日までに、傷害容疑で延岡学園高(宮崎県延岡市)に留学していたコンゴ(旧ザイール)出身の少年(15)を書類送検した。20日付。

 書類送検容疑は6月17日、試合中に男性審判員を殴打したとしている。県警などによると、少年は男子準決勝でファウルを取られた後に殴り、審判員は口を10針縫うけがを負った。

 問題を受け、延岡学園高は8月に開かれる全国高校総合体育大会(インターハイ)への出場を辞退。指導責任があるとしてバスケ部監督を解任し、職員としても停職処分とした。学校側は少年の希望を踏まえ、自主退学扱いとし、少年は6月末に帰国した。

2018.7.25 12:53
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/180725/wst1807250032-n1.html

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