はしかの女性、発症日に西区のスーパーに 札幌市保健所注意呼びかけ
07/26 07:13 更新
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/212288/

 札幌市保健所は25日、今年道内で初めてはしか感染が確認された札幌市内の20代女性が、症状が出た16日に、札幌市西区の大型商業施設「イオン札幌発寒店」を訪れていたと発表した。
 保健所によると、女性は13日に旅行先のタイから札幌に戻り、16日午後5〜8時ごろ同店を訪れ、帰宅後に発熱などの症状が出て、23日に医療機関ではしかと診断された。はしかのウイルスは発症日の1日前から感染者の呼吸などから放出され、本人がいなくなっても、2時間程度空気中に漂い、空気感染する。保健所は16日午後5〜11時に同店を訪れた人に、発熱などの異常が出た場合、早期にマスクをして医療機関を受診するよう呼びかけている。(本郷由美子)