https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180727/k10011551721000.html

福岡市に住む115歳の女性が国内の最高齢者になり、「皆さんのおかげで、あと5年は頑張りたい」と述べました。

厚生労働省によりますと、横浜市の117歳の女性が今月22日に亡くなり、国内の最高齢者は
福岡市に住む115歳の田中カ子さんになりました。

これを受けて田中さんは27日、現在入居している福岡市東区の老人ホームで報道陣の取材に応じ、
「こんなにたくさんの人に祝ってもらって、本当にありがとうございます。皆さんのおかげです」と述べました。

田中さんは、明治36年1月に今の福岡市東区和白で9人きょうだいの7番目に生まれました。

施設によりますと、田中さんはふだん、手押し車を使って施設内を散歩し、毎日3食とおやつを必ず食べるほか、
最近は缶コーヒーのカフェオレが好きで、1日に3、4本は飲むということです。楽しみは、入居者と毎日するオセロや、
算数の計算問題を解くことだということです。

田中さんは「おいしいものを食べて、勉強して、楽しい遊びをして、これ以上、やりたいことはありません。
皆さんのおかげで力が与えられて死ぬ気がしない。あと5年は頑張りたい」と話していました。