[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国株式市場はハイテク株の多いナスダック総合指数<.IXIC>が1%強下落。短文投稿サイトのツイッターなどの銘柄が大幅に値下がりし、相場全体を圧迫した。

ツイッター<TWTR.N>は20.5%急落。第2・四半期決算は月間アクティブユーザー数(MAU)がアナリスト予想を下回った。不審なアカウントの削除を進めるなか、同社はユーザー数が今後も減少し続ける可能性があるとの見通しを示した。

半導体のインテル<INTC.O>は8.6%安。第2・四半期決算は利益・売上高がともに市場予想を上回ったものの、利益率の高いデータセンター向け事業の売上高が予想に届かず、競合のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)<AMD.O>にシェアを奪われているのではとの懸念が広がった。

S&P500テクノロジー株指数<.SPLRCT>は2%安と業種別で最も下げがきつかった。31日に決算を発表するアップル<AAPL.O>は1.7%安。マイクロソフト<MSFT.O>は1.8%安、グーグルの持ち株会社アルファベット<GOOGL.O>は2.5%安。

交流サイトのフェイスブック<FB.O>が25日の決算発表でさえない業績見通しを発表したことでハイテク株への警戒感が浮上、「各銘柄とも盤石とはいえないとの懸念が広がり始めている」(インバーネス・カウンセル)。

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ロイター
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