茨城県龍ケ崎市が誇る伝統芸能「撞舞(つくまい)」が29日夕、市内の通りで披露された。アマガエルの面をかぶり、唐草模様の衣装を着た舞い手が、高さ14メートルの柱を登り、妙技を繰り広げた。

 撞舞は雨乞いや五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願して行われ、400年以上の歴史があるとされる。

 「舞男(まいおとこ)」と呼ばれる舞い手が、笛や太鼓のはやしに合わせて柱の頂上にある円座から弓を放ったり、柱に張った綱を滑空したり、さまざまな演技を見せ、観衆を魅了した。

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2018.7.29 19:59
産経ニュース
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