30日午後0時45分ごろ、都留市つるの富士急行線の宝踏切(警報機、遮断機あり)で、甲州市の無職女性(86)の乗用車が立ち往生し、河口湖行きの普通電車が衝突した。

 女性は衝突前、近くにいた人に導かれて車を降り、逃げたため無事だった。電車の乗客約120人と運転士も、けがはなかった。大月署によると、女性は「踏切を通過中に車が止まってしまった」と話しているという。同署で詳しい原因を調べている。

 富士急行によると、警報機と遮断機は正常に作動していたとしている。電車は次の都留市駅に約38分遅れて到着。乗客は代行バスに乗り換えた。

 同社によると、後続の上下5本が運休。同2本に最大で41分の遅れが出て、約850人が影響を受けた。午後3時40分に平常運転に戻った。

2018年7月31日 7時5分
産経新聞
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