https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00000014-khks-soci


東京電力は1日、福島第1原発のオリジナルグッズの販売を始める。第1弾はクリアファイルで、
構内のコンビニエンスストアに並ぶ。東電は「視察者の要望」を理由に挙げる。
未曽有の事故を起こし、今も住民に避難を強いる第1原発に「記念品」がふさわしいかどうか議論を呼びそうだ。

クリアファイルはA4サイズで、廃炉作業が進む1〜4号機の外観や、構内を走る自動運転の電気バス
(EVバス)の写真をあしらった。価格は3枚一組で300円。

東電は「廃炉作業を進めることで福島復興への責任を果たさせてもらっている現状を踏まえ、
無料ではなく原価相当額での販売形式とした」と説明する。

東電によると、視察者や協力企業社員から「記念品が欲しい」と要望を受けていた。
「福島第1大型休憩所店」などの店名が記されたコンビニのレシートや食堂のプリペイドカードを持ち帰る人もいるという。


東電が発売するクリアファイル
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20180801-00000014-khks-000-view.jpg