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動画コンテンツの制作・配信を支援へ 「クールジャパン機構」
2018年8月3日 4時05分

インターネットの動画配信サービスを通じて、世界にアニメなどを発信する日本企業を資金面で支援する活動を、官民ファンドや民間企業などが共同で始めることになりました。

インターネットの動画配信サービスは、アメリカの「ネットフリックス」や「アマゾン」など、世界で急速に普及が進み、アニメなどのコンテンツの需要も拡大しています。

関係者によりますと、官民ファンドの「クールジャパン機構」は、ことし秋から通信会社や出版社など4社と合わせて50億円余りを出資した新たなファンドから、日本の制作会社への融資を始めるということです。

将来的にはファンドの規模を100億円に拡大させる予定だということです。

クールジャパン機構をめぐっては、ことし4月、会計検査院から去年3月末時点でそれまでの投資の結果、44億円の損失が生じたことから運営の見直しを求められていました。

機構としては、この分野は将来性があり、今回は採算が見込める企業に絞っていることから、出資を決めたということです。