韓国気象庁によると、韓国では1日、全国で気温が上昇し、北東部の江原道洪川では同国で観測史上最高の41.0度を記録した。ソウルでも史上最高となる39.6度。多くの地域で35度超を記録し、気象庁は猛暑が長期化するとの見通しを示し熱中症や農作物などの被害に注意を呼び掛けた。

 気象庁によると、これまでソウルの観測史上最高気温は1994年7月の38.4度だった。40度以上は、42年8月に南東部大邱で40.0度を記録したのが、これまで唯一だった。

 ソウル中心部、光化門広場では子どもらが大はしゃぎで噴水の水を浴び、観光客らは霧状の水が噴出するミストシャワーで暑さをしのいだ。日傘や最近はやりの携帯扇風機を手にした人が目立ち、周辺の警備に当たる警察官らも日傘を差して立っていた。(共同)

2018.8.1 23:01
https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/180801/wor18080123010019-n1.html