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河野外相 ロヒンギャの帰国向けて支援表明
2018年8月8日 4時25分

河野外務大臣は日本時間の7日夜、訪問先のバングラデシュでアリ外相と会談し、隣国ミャンマーから避難しているロヒンギャの人たちが、安全に帰国できるよう支援する方針を伝えました。

この中で河野大臣はバングラデシュの隣国ミャンマーから避難している少数派のイスラム教徒、ロヒンギャの人たちについて、受け入れにあたったバングラデシュ政府の対応に敬意を表明したうえで、地滑りなどが多発している避難キャンプの環境改善に向け、日本も協力する考えを示しました。

またロヒンギャの人たちが早期にミャンマーへ安全に帰国できるよう支援する方針を伝えたのに対し、アリ外相も解決に取り組む意向を示しました。

会談のあとの共同記者発表で河野大臣は「問題解決に向けた支援を着実に実施し、バングラデシュに寄り添っていきたい」と述べ、アリ外相は「地域の安定のため早期に避難民の帰還を進めたい」と述べました。