北アルプスを登山していた男性が13日山小屋に到着したあと体調不良を訴えました

高山病とみられ、14日、県警ヘリで病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。

富山南警察署によりますと、岐阜県から入山し、標高2550メートルの三俣山荘に到着した新潟県上越市の会社員、池内裕一さん(55)が体調不良を訴えました。

池内さんは、山荘に常駐している医師の手当てを受けましたが、高山病によって肺に水が溜まり、呼吸障害を引き起こす肺水腫の疑いがあると診断されました。

14日午前5時すぎ、要請を受けた県警ヘリ「つるぎ」が池内さんを病院に搬送しましたが、その後、池内さんは意識不明の重体となったということです。

池内さんは、登山歴6年で、2泊3日の日程で妻と2人で北アルプスに入山していました。

2018/08/14 14:30
KNBニュース
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