https://jp.reuters.com/article/turkey-currency-usa-idJPKBN1L022W

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2018年8月15日 / 21:48 / 1時間前更新
米政府、トルコによる報復関税措置を批判
[ワシントン 15日 ロイター] - 米ホワイトハウスは15日、トルコ政府が米輸入品に報復関税を課す方針を打ち出したことを批判した。

トルコによる米国人牧師拘束やその他の外交問題を背景に、両国の関係は悪化。トルコ政府この日、乗用車やアルコール、たばこなど一部の米国製品に対する関税を2倍に引き上げた。トランプ大統領が前週、トルコから輸入するアルミニウムと鉄鋼の関税を引き上げることを承認したと発表したことを受けた動き。

サンダース報道官は記者団に対し「トルコが関税措置を導入したことは実に遺憾であり、間違った方向に向けたステップだ。米国がトルコに課した関税は国家安全保障上の利益を踏まえた決定だったが、トルコの措置は報復に過ぎない」と語った。

その上で、米政府はトルコの経済情勢とリラ相場の動向を注視しているとした。

また、トルコが直面する問題は長期トレンドの一環であり、米国の講じた措置によるものではないと強調した。