iPadの発火を受け、アムステルダムの店舗は一時的に閉鎖された
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オランダ・アムステルダムの米アップル店舗で19日、iPadの電池が爆発し、店員3人が軽傷を負った。

店員3人は、電池が発火した際に発生した煙を吸ったとみられている。

アムステルダムのライツェ広場近くにあるこの店舗は一時的に閉鎖され、顧客が避難させられた。




駆けつけた消防隊がiPadを処理し、店内が正しく換気されているかを点検した。

アムステルダムの消防本部はツイッターで事故を処理したことと、3人が呼吸器の問題で手当てを受けていると伝えた。

一方、アップルは声明で事故を「調査中」と発表。「従業員がお客様を迅速かつ安全に避難させた。店舗はその後すぐに営業を再開した」と述べた。

地元メディアによると、店舗従業員は火の付いたiPadを消火砂の入ったバケツに入れて対処した。

これによって火は消し止められたものの、その前に有害とみられる物質が発生したという。

アップル製品の情報サイト「9to5mac」は、アップルがiPhoneの電池交換プログラムを始めてからこうした事故が多発していると報じている。

アップルは、先に古い電池を使う旧機種の動作速度を意図的に遅くしている仕様を批判され、交換プログラムを開始。一部の利用者は割引価格や無料で電池交換を受けることができる。

(英語記事 Apple iPad 'explodes' in Amsterdam shop)

8月21日
BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/45254901