空き家解体中に下敷き 男性死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180822/5070001672.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

21日午後、竹田市で、所有者から頼まれ、重機を使って
空き家の解体作業をしていた80代の男性が崩れた家屋の下敷きになり、死亡しました。

21日午後3時ごろ、竹田市久住町に住む女性から、
「解体中の家屋が倒れ、人が挟まれた」という通報が消防に入りました。
消防が駆けつけたところ、木造2階建ての空き家の2階部分が崩れ落ち、
男性が小型のパワーショベルの操縦席に乗ったまま下敷きになっていました。

警察によりますと、男性は近所に住む農家の筑紫規夫さん(84)で、
病院に運ばれたものの、まもなく死亡が確認されました。

筑紫さんは空き家の所有者から解体を頼まれ、1人で重機を使って作業をしていたということで、
警察が当時の状況を調べています。

解体業者でつくる県建造物解体工事業協同組合によりますと、事業として解体工事を行う場合は
国の許可が必要ですが、個人で住宅を解体する場合は必要ありません。
ただ、安全に解体するには技術や経験とともに、綿密に計画を立てることが必要だということです。
組合の大山芳三理事長は、
「経験のない人がむやみに解体すると、思わぬところから
柱や壁が倒れたりして大変危険なので、専門業者に依頼してほしい」
と話しています。

08/22 05:13