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 耐衝撃腕時計「Gショック」を世界ブランドに育て上げ、6月に誤嚥(ごえん)性肺炎のため89歳で死去したカシオ計算機会長、樫尾和雄さんのお別れの会が7日、都内のホテルで開かれた。

 会場には1960〜70年代の“電卓戦争”を制した業界初の個人向け製品「カシオミニ」や、世界初のカラー液晶モニター搭載デジタルカメラ「QV−10」などが展示された。町工場から同社を発展させた4兄弟の末弟、幸雄さんは「ゼロから1を作ることにこだわり続けた」、長男の和宏社長は「最期まで現状に満足しなかった」と故人をしのんだ。

2018.9.8 05:00
SankeiBiz
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