側溝転落事故で福島市に賠償命令

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180911/6050002614.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

5年前、福島市の市道の側溝に転落して後遺症が残る大けがをしたのは
道路の安全管理を怠っていたためだなどとして、当時78歳の女性が福島市に損害賠償を求めた裁判で、
福島地方裁判所は福島市に4500万円あまりの支払いを命じました。

判決によりますと、この女性は平成25年10月11日の午後6時ごろ、
福島市方木田の市道を自転車を押しながら歩いていたところ側溝に転落し、
全身を強く打って後遺症が残る大けがをしました。

女性は付近の道幅が狭く歩行者が安全に通行できるようなスペースがないにも関わらず、
防護柵や注意を促す看板がなかったうえ、照明が設置されていないなど
福島市が安全管理を怠っていたなどとして1億4200万円あまりの損害賠償を求めていました。

11日の判決で福島地方裁判所は
「事故が発生する危険性はあり、未然に防止するための措置を行っていなかった」
などと福島市の管理に問題があったと認めました。
一方で、道路の状況を認識していたにも関わらず転落した女性にも過失があるとし、
福島市に4500万円あまりの支払いを命じました。

判決を受け、福島市の木幡浩市長は
「この道路では国の基準以上に安全に配慮し、設置・管理を行っている。
今後の対応については判決の内容を精査して検討する」
というコメントを出しました。

09/11 21:08