https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-13/PF089T6JIJUV01
→トランプ氏のツイートで米国株は一時上げ幅縮小
→政治的な圧力を報じたWSJは「間違っている」−トランプ氏

 トランプ米大統領は、中国との貿易紛争を解決する「プレッシャーは全く」感じていないと述べた。
政権内部では中国との新たな交渉に向け準備が進み、市場は慎重ながら楽観を示していたが、大統領がツイッターでこのメッセージを発すると
米国株式相場は上げ幅を一時縮小した。

  トランプ氏は、この通商協議について伝えたウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙の論調にかみついた様子だ。
WSJはトランプ氏が11月の中間選挙を前に、貿易摩擦を解消して米輸出業者への打撃となる中国の報復措置をやめさせるよう
政治的な圧力を受けていると報じた。

  トランプ氏は13日、「ウォールストリート・ジャーナルは間違っている。われわれには中国とのディールを成立させなくてはならないプレッシャーはない。
ディール成立へのプレッシャーを受けているのは中国だ」とツイート。
「米国市場は大きく伸びているのに対し、中国市場は崩壊している。米国は近く関税措置で数十億ドルを獲得し、自国で製品を生産するだろう。
米中が会談するとして、会談になるのか?」と続けた。