ロシアで9日、統一地方選挙が行われたが、与党系候補の苦戦が目立った。
政府が進める年金受給年齢の引き上げに、一部の市民が反発したとみられる。
プーチン政権は強固だが、政治や社会保障政策への市民の不信の根深さを映し出した形だ。

 22に及ぶ連邦構成体(最重要都市や州や共和国など)で知事や首長選挙が実施された。
首都モスクワで現職ソビャーニン氏が70%を得て再選するなど、与党・統一ロシアの候補や同党が支持する候補が相次いで勝利した。
一方で極東の沿海地方やハバロフスク地方など四つの選挙で、与党候補が過半数を得られず決選投票へ進ん…

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https://mainichi.jp/articles/20180912/ddm/007/030/052000c

■年金改革はプーチン氏の鬼門か 譲歩案示した弱気姿勢があだ花に?

 ロシア社会で今、極めて大きな関心事となっているのが年金制度改革だ。
小欄でも何度か取り上げてきたが、受給開始年齢を引き上げる政府案に国民が反発。

 政権批判の声が強まり、プーチン大統領の支持率も低下した。
事態を重くみた大統領はついに「譲歩案」を提示、自ら収拾に動き始めた。

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https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/040400028/091200061/