マウス実験により、将来の深部宇宙有人探査で人類を有害宇宙線から守るのにプルーンが有効であることが分かった。ネイチャー誌が報じた。

ISSの住人たちは地球の磁力圏にまもられているが、火星その他の惑星へのフライトでは宇宙線が危ないかもしれない。

宇宙線を浴びると骨を溶かす細胞の活動が活性化し、骨がもろくなる。
NASAのマウス実験で、プルーンを食べたマウスはほぼ放射線の影響を受けなかった。調べてみると、プルーンの防護性能は他の人工化学製剤より強かった。

今後は他の動物で同様の実験を続けるという。あわせて、プルーンのどの成分が人体を宇宙線から守ってくれるのかを突き止めるという。


スプートニク日本 2018年09月15日 15:02
https://jp.sputniknews.com/science/201809155340293/