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電動車いすの男性 電車にはねられ死亡 神戸
2018年9月17日 0時05分

16日夜、神戸市の阪急神戸線の踏切で、電動車いすに乗っていた73歳の男性が電車にはねられて死亡し、警察は、踏切を渡りきれなかったものとみて詳しい状況を調べています。

16日午後７時15分ごろ、神戸市灘区中原通の阪急神戸線の踏切で、電動車いすに乗っていた、近くに住む向井弘一さん（73）が普通電車にはねられました。

向井さんは病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。

電車の乗客と乗員およそ300人にけがはありませんでした。

現場は、住宅地の中にある上下合わせて２本の線路を渡るための踏切で、警察によりますと、踏切の反対側にいた男性が、遮断機の下りた線路内で電動車いすの前にいた向井さんに気がついて踏切のボタンを押しましたが、間に合わなかったということです。

警察は、向井さんが電動車いすで踏切を渡りきれなかったものとみて詳しい状況を調べています。

この事故の影響で、阪急神戸線は現場の周辺で２時間近くにわたって運転を見合わせました。