0001いちごパンツ ★
2018/09/18(火) 10:24:32.34ID:CAP_USER9記者が大人になってから、ずっと悩まされ続けていた原因不明の水ぶくれやかゆみ。いくつかの病院を回った末、最近になって初めてアレルギーだと診断され、驚いた。子ども特有のものとイメージしがちだが、大人になってから発症することがあるようだ。大人のアレルギーに心当たりは?(山本恭介)
それは突然だった。22歳で入社し、広島総局に赴任した2010年秋ごろ、朝起きると下唇が腫れあがり、痛く、時にかゆくなった。そして、次第に水ぶくれになり、かさぶたになった後は、笑う度に傷口が裂けた。治るまでの数週間は、にこりともできなかった。
近くの皮膚科では、疲れによる「口唇ヘルペス」を疑われた。その後も数カ月に一度発症した。患部はいつも同じ。その度に、かゆみと炎症を抑える薬を処方してもらうしかなかった。理由はわからず、いつ発症するかと、びくびくしていた。
3年後に行った新婚旅行でも発症した。沖縄県での初日。夕食後に部屋に戻ると、何度も経験した唇のあの「ヒリヒリ感」がやってきた。「またかも」と妻に伝えると、「えっ?」と驚かれた。感染を避けるため、別々のタオルを使い、近づかないようにした。
「変わったカクテルとかを飲んでない?」。旅行後、当時の勤務地だった熊本県内の皮膚科を訪れると医師に聞かれた。思い出してみれば、ホテルでの夕食前に出た色鮮やかなウェルカムドリンクを飲んだ。
「そういえば……」。発症したのは、すべて飲み会の後だと気がついた。医師は、トニックウォーターに含まれる「キニーネ」という成分を口にした。樹木から取れ、口にするとアレルギーを発症することがあるという。
思い浮かんだのは、ジンとトニ…