年前、電車に飛び込み自殺した都立高校の男子生徒の母親が、自殺はいじめによるものだとして、高校を運営する東京都を提訴した。

都立高校1年生だった16歳の男子生徒は、2015年9月、山梨県大月市のJR中央線・大月駅で電車に飛び込み、自殺した。

男子生徒の母親は、自殺はいじめが原因だったとした上で、学校は、男子生徒が悩みを抱えていたことを把握していたにもかかわらず、自殺を防ぐことを怠ったとして、20日、高校を運営する東京都に対し約9300万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

男子生徒の母親「息子に会いたいです。息子に帰ってきてほしいです。息子の人権と名誉の回復をしてもらうには、もう裁判しか方法がありません」

東京都は、「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180920-00000086-nnn-soci