※週末政治+スレ
沖縄知事選、30日投開票=期日前、過去最多
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092900475&;g=pol

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が最大の争点となった県知事選は30日、投開票される。移設を進める安倍政権が支援する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と、故翁長雄志知事の後継として移設反対を掲げ、共産、社民両党など「オール沖縄」が推す前衆院議員の玉城デニー氏(58)の事実上の一騎打ち。29日は台風24号接近のため、両候補は街頭演説を行わなかった。

 沖縄県選挙管理委員会は、28日までに有権者の約35%にあたる40万5864人が期日前投票を済ませたと発表した。前回知事選の19万7325人を上回る過去最多で、台風接近が想定されたことが影響したとみられる。
 佐喜真氏は29日、那覇市で記者団に「県民の暮らしが最優先と『対立から対話』、この二つを県民に訴えた。日増しに反応が良くなった」と振り返った。
 玉城氏は29日、支持者へ電話で支援を呼び掛けた。選挙戦を通じて、翁長氏の遺志を引き継ぎ、あらゆる手段で辺野古移設に反対すると訴えた。
 知事選の結果は、辺野古移設の行方を占うほか、自民党総裁3選を果たした安倍晋三首相の求心力や野党共闘のあり方にも影響を及ぼしそうだ。
 知事選には、元那覇市議で琉球料理研究家の渡口初美氏(83)、元会社員の兼島俊氏(40)も立候補している。(2018/09/29-20:29)