はいかい防止ロボット 実証実験

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20181002/1060003228.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

高齢者の入所施設でお年寄りのはいかいを防ぐロボットの実証実験が、群馬県桐生市で行われています。

このロボットは、人手不足が深刻な介護現場の負担を減らそうと、群馬大学と桐生市の会社が
共同で開発し、先月から桐生市にある高齢者の入所施設で実証実験が行われています。
ロボットは高さが1メートル60センチで、体には人がぶつかってもけがをしないように
柔らかい素材が使われていて、顔は「ゆるキャラ」のような親しみやすいデザインになっています。

夜間、玄関に人が近づくと、ナースコールで当直の職員に知らせるとともに、
「どうかしましたか。職員が来るので少しお待ちください」
と音声で足止めし、お年寄りがはいかいするのを防ぎます。
この音声には入所者が聞き慣れた施設の職員の声が使われていて、音声や内容を変えることもできます。

施設の女性職員は
「1人で深夜勤務をすることもあり、もしものときにロボットが
お年寄りの足止めをしてくれると、負担が軽くなります」と話していました。

ロボットを開発した会社の田村明美社長は
「部品には安価なものを使い、コストを削減しました。実証実験を重ねて実用化にこぎ着けたいです」
と話していました。

10/02 16:22