台風停電の復旧作業中に感電 沖電職員が重体
2018年10月3日 08:42
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/324444

 1日午後7時50分ごろ、うるま市石川のJAおきなわ石川支店の敷地内の電柱で、「男性が感電した」などと119番通報があった。石川署などによると、台風24号の影響による停電の復旧作業をしていた沖縄電力の男性職員(26)=那覇市=が感電し、心肺停止状態で本島中部の病院に搬送された。2日午後4時現在、意識不明の重体となっている。同署が事故原因を調べている。

 沖縄電力によると、事故当時、男性は絶縁体として用いられる磁器「がいし」と電線を固定するバインド線が外れていたため、交換作業をしていたところ、何らかの原因で感電した。
 沖縄電力は「被害に遭った社員の一刻も早い回復を願うとともに、このような事故が今後起こらないよう、あらためて安全管理を再徹底する」とコメントしている。