北九州市のイメージキャラクター「バナナ姫ルナ」のコスプレ姿で３月まで観光ＰＲに取り組んできた同市職員の井上純子さん（３１）が５日、活動再開を発表した。

　井上さんは市観光課に所属していた２０１６年７月、金色のドレスに金髪のウィッグを付け、「ルナ」としてデビュー。「市の魅力発信に成果が得られた」として引退したが、「２代目」が現れず、復帰を求める声も多く寄せられていた。今後は市の業務としてではなく、ボランティアとして活動するという。

　復帰後初のイベントは、７日に同市門司区の旧門司税関前で開かれる「門司港バナナ博物館２０１８」。井上さんは「ルナに愛着があり、必要としてくれる人の気持ちに応えたいと思った。地域のにぎわいづくりに貢献したい」と話している。

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