高知県病害虫防除所(南国市)は5日、ガの一種「ハスモンヨトウ」が県内で多く発生しているとして注意報を発令したと発表した。

 ハスモンヨトウはチョウ目ヤガ科。幼虫がサトイモの葉やサツマイモの葉、オクラやナスなど幅広い野菜・花を食べるという。県内では西部を除き急増、須崎市の調査地点では9月の発生が例年の3倍以上となっている。

 気温が平年より高く推移するため今後も多く発生すると予想しており、同防除所は農業用ハウスの出入り口を防虫ネットで覆うなどの対策を呼びかけている。

https://www.yomiuri.co.jp/eco/20181007-OYT1T50053.html