兵庫県西宮市の市立中学校に勤める男性教諭(29)が、担任する女子生徒の着替えをビデオカメラで盗撮したとして、学校が保護者会を開き謝罪していたことが14日、同市教育委員会への取材で分かった。男性教諭は警察に事情を説明しているという。

 同市教委によると、今月9日、3年の女子生徒十数人が体育の授業を終えて着替えていた教室で、教卓に置かれた段ボール箱に開いていた穴からビデオカメラのレンズがのぞいているのを生徒が見つけた。10日夕になって男性教諭がカメラを置いたと認めたという。

 男性教諭は「カメラを置いたのは初めて。何でこんなことをやってしまったのか分からない」と話したという。11日に校長と警察署に出向き、カメラを提出。現在は自宅謹慎中という。

 13日に開いた保護者会には男性教諭は出席せず、校長が保護者約150人に経緯を説明し、謝罪した。



神戸新聞NEXT 2018/10/14 19:22
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201810/0011731702.shtml