チェコの首都プラハで9〜12日に開催された第42回世界オセロ選手権で、横浜市の小学5年、福地啓介さんが初出場で初優勝を果たした。一般社団法人「日本オセロ連盟」(東京)によると、福地さんは優勝時に11歳128日で、成人も参加する同大会で36年ぶりに最年少優勝記録を更新したという。

 大会の公式サイトによると、福地さんは準決勝で、優勝候補だった日本人選手を破り、タイの選手との決勝に進んだ。3局勝負の決勝で、1勝1引き分けで迎えた3局目を、34対30として押し切った。

 大会はユーチューブで中継された。福地さんはインタビューで「世界一だよ」と声をかけられ、「ありがとうございます」と2度、頭を下げた。優勝した気持ちを伝えたい相手を問われ、「世界中のひとに伝えたいです」とはにかんだ。

 日本オセロ連盟の五十嵐利幸・…
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朝日新聞DEGITAL 2018年10月14日19時40分
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