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安倍首相は「ちょうど今日、大塚委員もかつて職場で働いていた日本銀行の資金循環統計が出ました」と切り出すと、こう続けた。

「私たちが政権をとる前、2012年の12月と今年の3月を比べると、

家計の預金と現金は88兆円増えておりますし、キャッシュだけで16兆円も増えております。

なお、株等も入れると、家計の金融資産は220兆円も増えているわけでありまして、

間違いなく国民の皆さまの家計はですね、豊かになってきています」


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【安倍首相】「家計は豊か」のデタラメ 日銀が33兆円過大計上
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1532823070/

 家計や企業の金融資産の動向を示す「資金循環統計」が過去に遡って大幅に下方修正されていたのだ。

「資金循環統計は、年に1回、過去を含めてデータを見直します。ミスではなく、より精緻な基礎資料に基づいたものです。
数十兆円規模の修正はままあることです」(日銀調査統計局金融統計グループ)

 数十兆円もの大チョンボでもミスじゃないとは驚きだが、市場は大混乱。日本証券業協会の鈴木茂晴会長は「こういった数字を見ていろいろ言っているので、間違ってもらうと本当に困る」とカンカンだ。

 注目すべきはそれだけではない。2017年12月末時点で109兆円とされていた家計の投資信託保有額は、
実際は33兆円少ない76兆円だったのだが、過去の数値も修正された結果、

14年末の約80兆円をピークにジリ貧であることも分かった。

家計は元気どころか保守的になり、安定志向まっしぐらなのである。

■「9割の人は実感せず」

 実はこの統計見直しは6月27日に公表されていた。

その同じ日の党首討論で、安倍首相はこれを援用。

アベノミクスの成果だと自慢していたからア然である。


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