ロイター通信 2018年10月16日 / 13:22 / 2時間前更新

[東京 16日 ロイター] - 出光興産(5019.T)と昭和シェル石油(5002.T)は16日、経営統合に伴う株式交換比率を1対0.41とすると発表した。
昭和シェル石油1株に対し、出光興産株0.41株を割り当てる。

出光興産が昭和シェル石油の発行済み株式の全部を取得する株式交換は2019年4月1日に実施。昭和シェル石油は2019年3月27日に上場廃止となる。

統合後の新会社は出光興産。トレードネームは出光昭和シェルとする予定。統合新会社の2021年度の当期純利益目標は2000億円。
統合シナジーは2021年度末までに600億円を見込む。

2019年度から2021年度までの累計当期純利益は5000億円以上を目標とし、そのうち50%またはそれを上回る株主還元の実施を目指す。
2019年10月をめどに長期ビジョンを含む中期経営計画を公表する。

10月16日、出光興産と昭和シェル石油は、経営統合に伴う株式交換比率を1対0.41とすると発表した。写真は出光興産のロゴ。都内で2016年8月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
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https://jp.reuters.com/article/idemitsu-showa-shell-idJPKCN1MQ0BK