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サウジ投資会議、欠席相次ぐ=国際機関・政府代表にも波及
2018年10月18日 21:55 
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【10月18日 時事通信社】サウジアラビア人著名記者の殺害疑惑を受けて、サウジで来週開かれる大規模な投資会議への参加を見送る動きが広がっている。既に欠席を決めた各国企業の経営者だけでなく、国際機関や各国政府の代表も派遣を見送り始めており、サウジとの関係深化に慎重にならざるを得ない機運が高まっている。

 サウジの首都リヤドでは23〜25日、国際会議「未来投資イニシアチブ」が開かれる。主催者によれば、昨年の同会議では90カ国超から3800人以上が参加。今年も金融大手の米JPモルガン・チェースや英HSBC、米自動車大手フォード・モーターなど、有力企業の首脳ら100人以上が登壇する予定だった。

 フランスのルメール経済・財務相は18日、会議を欠席すると表明した。マクロン仏大統領は記者殺害疑惑について、「非常に深刻だ」とサウジの対応を問題視しており、参加は不適切と判断した。オランダも疑惑が解明されていないとして財務相派遣を見送った。英メディアによると、英国のフォックス国際貿易相も参加を取りやめた。(c)時事通信社