「ストリングスホテル 名古屋」(名古屋市中村区平池町4)内のニューヨークダイニング&カフェ「グラマシースイート」で10月22日と31日、食用サボテンを使ったランチコースとサボテンテラリウム作りを楽しめるイベントが開催される。(名駅経済新聞)
同ホテル内のレストランでは現在、東海三県フェアを展開している。

レストランマネジャーの森田敏裕さんは「地元食材のおいしさを知ってもらい、東海三県の魅力を地元の方々には再訴求、他の土地の方には新たに知っていただき東海三県を盛り上げていきたい。
愛知県春日井市がサボテン苗の生産数が全国1位ということに着目し、サボテンの魅力も訴求できたらと企画した」と話す。

総料理長の福原聡さんが「美肌やむくみ改善にも効果がある」といわれている食用サボテンを求め生産元の後藤サボテン(春日井市)に出向き選んだ。
「サボテンは一般的においしい食材としては知られていないが、1つの料理として味はもちろん、見た目も華やかに完成度の高い1皿に仕上げた」と話す。

コース内容は、サボテンのピストー(ペースト状にして作ったソース)を添えた初冬根菜のスープ、ヨーグルトを合わせたソースのサボテンとキヌアのメキシカンサラダ、「皮面はカリッと中はしっとり」と焼き上げたサーモンにサボテンの食感と香りを生かしたバターソースで味わうメインディッシュ、サボテンとキウイのクラッシュアイスのデザート。
「サボテンは酸味のある食材。食材の組み合わせを熟考した。その点が難しかったが面白かったポイントでもあった。実際にサボテンとさまざまな食材を合わせて試作し、結果、料理の幅が広がりおいしいメニューに仕上がった。例えば、サボテンとヨーグルト、サボテンとキウイなど、あえて酸味×酸味の食材を組み合わせた結果、酸味同士がうまく調和した」と福原さん。

ランチ前にはサボテンのテラリウムワークショップを行う。
作ったテラリウムは持ち帰ることができる。

料金は5,000円(ランチ、ワークショップ込み、税・サービス料込み)。
ウェブで申し込みを受け付ける。1日30人限定。
開催時間は、11時受付開始、ワークショップ=11時30分〜13時、ランチ=13時〜14時

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00000038-minkei-l23