アップルは10月30日午前10時(日本時間10月30日午後11時)より、米ニューヨークのブルックリン音楽アカデミーにてApple Special Eventを開催すると発表しました。

 各メディアへ向けての招待状には「There's more in the making.」とのメッセージが書かれており、イベントページを読み込み直すたびにさまざまなロゴが表示されるところもふくめて様々なハードの発表が期待されます。

■アップルは何を発表するのか?

 業界に流れている事前のうわさでは、アップルは10月に新型iPad Pro、Apple pencil、MacBook、iMac、そしてMac miniを発表するとみられています。

 Face ID&USB-Cポートを搭載した新型iPad Pro

 新型iPad Proについては米メディア『9to5Mac』の独占リークもあり、かなりの部分が明らかになっています。

 リークによると新型iPad ProはApple A12Xプロセッサや、ノッチ(切り欠き)のないベゼル(縁)でFace IDを搭載。このFace IDはランドスケープモード(横置き)でも顔認証が行えることが開発者向けOSの解析から判明しています。

 また、USB-Cポートを搭載し、外部ディスプレイに4K画質の映像を出力できることもわかっています。現行のLightningアクセサリでは出力できない解像度のため、USB-Cポートの搭載はかなり期待されています。

 この新型iPad Proにあわせて、Bluetoothで接続できる新型Apple pencilも発売されるとのことです。

 サイズについては10.5インチと12.9インチと、11インチと12.9インチの2つの説が流れています。

■新型MacBookやプロ向けMac miniも

 Macに関してはさまざまなうわさが流れており、どれが真実なのかはわかりません。

 有力視されているのは新型MacBookです。これはMacBook Airの後継機種とも言われており、いわゆる「低価格のMacBook」とみられています。

 そのほかにもアップルストアへのiMacの供給量が減っていることから新しいiMacが出るのではないかといった話や、4年ぶりにMac miniがアップデートされ、それはプロ向けになるといった計画を米メディア『Bloomberg』が伝えるなど複数の話が出ています。

 どれが本当でどれが嘘(まだ)なのか、それともすべてが本当なのか。「There's more in the making.(ほかにも作っています)」のメッセージに大いに期待したいところです。

10/19(金) 2:29
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20181019-00101000/