2018年10月19日 20時16分
 東京・六本木のマンション一室で女性の遺体が見つかった事件で、警視庁は19日、女性の身元は日本と米国の二重国籍を持つ横浜市青葉区梅が丘、職業不詳バレツタ久美さん(29)と発表した。頭や顔などに複数の殴られたような傷があり、司法解剖の結果、死因は頭蓋骨骨折に伴う脳の損傷と判明。同庁は殺人事件として、捜査している。

発表によると、バレツタさんは18日夕、港区六本木のマンション一室で、シーツにくるまれた状態で見つかった。死後数日から10日ほどが経過していた。

 捜査関係者によると、この部屋に住む職業不詳の男(40)と付き合いがあり、部屋に出入りしていたという。男は今月13日にマレーシアに出国しており、警視庁は男が帰国し次第、事情を聞く。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181019-OYT1T50125.html