4日朝、埼玉県本庄市で、自転車に乗った中学3年の男子生徒が軽乗用車にはねられて死亡しました。
警察は軽乗用車の運転手を逮捕し、事故の詳しい原因を調べています。

4日午前8時ごろ、埼玉県本庄市田中で、市道を走っていた自転車が対向車線を直進してきた軽乗用車にはねられました。
警察によりますとこの事故で、自転車に乗っていた中学3年の間宮悠さん(15)が胸を強く打って病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

警察は軽乗用車を運転していた群馬県高崎市のパート従業員、樋口育代容疑者(48)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
調べに対して「前をよく見ていなかった」などと供述しているということで、警察は今後、容疑を過失運転致死に切り替えて調べる方針です。

現場は片側1車線の直線道路で、警察によりますと、軽乗用車の後ろを走っていた別の車の運転手は「自転車のほうがセンターラインに寄りながら走っているように見えた」と話しているということです。
亡くなった間宮さんは、模試を受けるため友人と2人で会場に向かう途中だったということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。

11月04日 15時10分
埼玉 NEWS WEB
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