不動産業の「マッシブサッポロ」(札幌市)は今冬、無人型ホテルの運営を札幌市中央区で始める。条件を満たせば宿泊施設のフロント担当者が不要になる改正旅館業法が6月に施行したことを受けたもの。人件費を抑えるメリットがある。

 ホテルは南12西8で建築中で、12月にも完成する見込み。木造2階建てで、客室数は3室。準備に2カ月ほどかかるため、開業は来年1月以降になる。

 利用者はホテル入り口にあるタブレット端末を使ってチェックイン。端末に予約番号を入力し、本人確認ができれば、マッシブサッポロから知らされた暗証番号を電子錠に打ち込んで解錠する。ナンバーは利用者ごとに変更。宿泊料は事前にネット決済する仕組み。フロントの担当者を配置せずに済み、人件費を圧縮できる。

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https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/247171
運営会社の皆さん
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