宗派超え戦没者慰霊 靖国神社などで法要
11/14(水) 7:55配信
産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181114-00000048-san-soci

 先の大戦の戦没者を慰霊するため、国内各宗派の僧侶らが13日、東京都千代田区の靖国神社と千鳥ケ淵戦没者墓苑で法要を執り行った。宗派を超えて僧侶が集まり、神社で法要をするのは異例という。

 法要は、世界連邦日本仏教徒協議会と関西宗教懇話会が主催。4回目の今年は、天台宗や真言宗など仏教各宗派と神道の16団体約130人が参加した。

 靖国神社では、拝殿で法要を実施。それぞれの宗派の法衣をまとった僧侶らが般若心経を唱えて犠牲者の冥福を祈り、その後、本殿を参拝、玉串をささげた。同協議会の叡南覚範(えなみ・かくはん)会長は「戦いが終われば、敵も味方も関係ない。同じように慰霊するのが平和につながる。そういった『怨親平等(おんしんびょうどう)』の思いで法要した」と語った。