兵庫県尼崎市の市営住宅で、自治会の運営を巡って立腹し包丁を見せて自治会長を脅したとして、県警尼崎東署は15日、暴力行為法違反の疑いで自治会副会長の男(68)を再逮捕した。同署によると、副会長の男は会長の前で包丁を机に突き刺し、「性根を入れたらなあかん」と言ったという。

再逮捕容疑は10月31日午後6時40分ごろ、市営住宅の敷地にある集会所で、自治会長の男性(76)に包丁を示し、脅した疑い。同署によると、副会長は包丁を示したことは認め、「『性根を入れたらなあかん』とは言っていない」と話しているという。

同署によると、自治会長は以前から副会長の住民に対する言葉遣いなどをいさめていた。副会長は事件当日、自分が知らないうちに、会長が住宅管理会社に自治会の要望をやりとりしていると知り、腹を立てたという。

副会長は11月4日、同じ自治会長の耳をつねるなどしたとして、暴行容疑で逮捕されていた。

11/15(木) 22:20
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