強い粘りが特徴で、贈答用としても人気のある「加賀丸いも」を、ゆうパックで全国に発送する出荷式が石川県能美市で行われました。

加賀丸いもは、地域の産品を登録し保護する国の地理的表示保護制度=GIにおととし登録され、能美市の根上地区や小松市の特産品です。

JA根上の資材倉庫で行われた出荷式では、JA根上の吉岡康廣組合長があいさつした後、郵便局の関係者らが、加賀丸いもの初出荷を祝いました。

吉岡組合長は「すりおろして食べるのが一番おいしい食べ方だと思うが、その他にも磯辺焼きやお好み焼きに入れたりいろいろな食べ方を楽しんでもらいたい」と話しました。

根上地区では戦前から、手取川扇状地帯の豊かな水や土壌を利用して加賀丸いもを栽培しています。現在は15人の生産者が4ヘクタールで栽培していて、今年は12月末までに約55トンの出荷を見込んでいるということです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00010000-mrov-l17