日本マイクロソフト(MS)は、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」のウイルス対策などのサポートが2020年1月14日に終了するのを控え、新型OS「ウィンドウズ10」への移行準備を呼び掛ける中小企業向けのセミナーを今月始めた。来年前半までに計10都市で開き、9日の札幌市を手始めに、2カ所目の広島市で13日開催した。

 サポート終了の約1年2カ月前に早くも周知に本腰を入れているのは、五輪開催国がサイバー攻撃の標的にされやすいとされる中で「20年の東京五輪・パラリンピックを控え、サポート終了後も使い続けると安全対策上の危険性が高まる」との警戒感があるからだ。
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