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白むく姿に注目集まる ロシアで日本伝統の嫁入り行事披露
2018年11月17日 19時06分

日本の伝統的な嫁入り行事がロシア極東のウラジオストクで披露され、白むく姿の日本人女性が市民たちの注目の的になりました。

ロシア極東のウラジオストクでは17日、日ロ両政府が進める交流事業の一つとして日本文化を発信する「ジャパンフェスティバル」が開かれ、琉球音楽のコンサートや餅つきなど日本各地の伝統文化や食が紹介されました。

このうち、秋田県の美容師などでつくる団体は日本の伝統的な嫁入り行事「花嫁道中」を披露し、白むく姿の花嫁にふんした日本人女性が会場内を練り歩きました。

そして、舞台では花婿の家が再現され、花婿役のロシア人男性が花嫁と三三九度の杯を交わし、集まったウラジオストク市民たちは時折拍手をし、盛んに写真を撮っていました。

日本を訪れたことはないという女性は「豪華な行事で、花嫁がとてもきれいでした。こうしたイベントを通じて日本への理解がさらに深まると思います」と話していました。

また、会場では、プーチン大統領やフィギュアスケートのザギトワ選手に贈呈されたことでロシアでも人気が高まっている秋田犬が秋田県の日ロ協会からウラジオストクの日ロ友好協会に贈られ、愛くるしい姿が催しを盛り上げていました。

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