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仏 デモに24万人以上 死者も ガソリンなど高騰で
2018年11月18日 7時34分

ガソリンの価格の高騰などに抗議しようと、フランスのおよそ2000か所で合わせて24万人以上が参加するデモがあり、混乱に伴って起きた車の事故で1人が死亡したほか、100人以上がけがをしました。

フランスで17日、ガソリンと軽油の価格の高騰や政府の燃料税の引き上げに抗議しようと、タクシーやトラックの運転手を中心に各地でデモが起こり、一部で参加者が道路を封鎖するなど混乱が広がりました。

デモでは、作業用の黄色いベストがシンボルとして使われ、フランス内務省によりますと、デモは国内のおよそ2000か所で行われ、合わせて24万人以上が参加したということです。

このうち東部の町・シャンベリ近郊では、デモ隊に囲まれた車が誤って急発進して、デモに参加していた女性1人がはねられて死亡したほか、一連の混乱で合わせて106人がけがをしました。また、52人が警察に拘束されたということです。

フランスではマクロン大統領の政策が雇用や暮らしの改善につながっていないという不満が出ていて、今回のデモは、地球温暖化対策として燃料税の引き上げを予定しているマクロン大統領にとって大きな試練となりそうです。

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