https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181118/k10011715371000.html

任期満了に伴う福岡市長選挙は18日に投票が行われ、自民党が支持した現職の高島宗一郎氏が、
共産党が推薦した新人を破り、3回目の当選を果たしました。


福岡市長選挙の開票結果です。

▽高島宗一郎(無所属・現)当選、28万5435票
▽神谷貴行(無所属・新)9万4437票

自民党が支持した現職の高島氏が、共産党が推薦した新人の神谷氏を破り、3回目の当選を果たしました。

高島氏は大分市出身の44歳。福岡市にある民放のアナウンサーを経て、平成22年の福岡市長選挙で初当選し、
これまでに2期市長を務めてきました。

選挙戦で、高島氏は、国家戦略特区を活用した規制緩和で民間投資を呼び込み、大型再開発を推進してきた
実績を強調するとともに、増えた税収で市民の生活の質を向上させるなどと訴えました。

そして、自民党や公明党の市議会議員の支援を受けて両党の支持層を固めたほか、支持政党を持たない
「無党派層」からも支持を集め、3回目の当選を果たしました。

高島氏は「福岡が今、元気だという勢いを止めてはいけないということで3期目も託していただいたのだと思う。
福岡市がチャレンジすることで、地方都市であっても自由な発想でチャレンジできるんだと、全国に夢と希望を与えたい」
と述べました。