レバノン外務省は20日、逮捕された日産自動車会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が公正な裁判を受けられるよう求める声明を発表した。

両親がレバノン系のゴーン容疑者はレバノン国籍を保有し、少年期を首都ベイルートで過ごした。

声明では、ゴーン容疑者が「海外でのレバノン人の成功を体現する一人」と功績をたたえた上で、「困難な状況にある彼が公正な裁判を受けられるよう力を尽くす」と強調した。

バシル外相は駐日レバノン大使に、ゴーン容疑者と面会するよう指示を出したという。

(写真)レバノンのバシル外相=8月20日、モスクワ
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