岐阜県の研究施設でも豚コレラ

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20181205/3080000739.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ことし9月以降、ブタやイノシシへの豚コレラの感染が相次いで確認されている岐阜県で、
新たに県の畜産研究所で飼育しているブタ2頭が、感染していることがわかりました。
県は、感染の拡大を防ぐため、施設で飼育している約500頭の殺処分を進めています。

岐阜県によりますと、美濃加茂市の県畜産研究所で、12月3日に食欲不振などの症状が見られた
メスのブタ4頭について、県と国の機関が検査を行ったところ、5日朝になって、
このうち2頭が豚コレラに感染していることがわかりました。

施設では、県が開発したブランド豚の精液を供給するため、現在、繁殖用のブタなど
491頭が飼育されていて、県は、感染の拡大を防ぐため、
午前10時すぎからすべてのブタの殺処分を進めています。

また、県は、5日朝、緊急の対策会議を開き、施設から半径10キロ以内を
「搬出制限区域」に指定して、区域内の5つの養豚施設に対し区域の外への
ブタの搬出を禁止する措置を取ることや、区域内の4か所に消毒ポイントを設けることを確認しました。

岐阜県でブタの豚コレラへの感染がわかったのは、ことし9月の岐阜市の養豚場、
11月の、岐阜市が所有する公園の養豚施設に続いて、3例目です。
さらに県内ではイノシシへの感染も相次いで確認されています。

会議で、岐阜県の古田知事は
「県の畜産政策の要となる施設で感染が確認され、誠に申し訳ない。
防疫対策の強化を図るとともに原因の究明に全力を尽くしたい」
と述べました。

12/05 13:08